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2014年11月

刷り込まれた幸せ

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我々はいろんな場面で思い込みを持っていますが、その一つに「刷り込まれた幸せ」というようなものが存在します。

例えば「美味しい食事こそが人間の一番の幸せ」、「結婚することが女性の幸せ」、「贅沢が幸せ」などがそれに当たります。

この「刷り込まれた幸せ」も、適度なものなら幸せに生きる上で良いエッセンスなのですが、それを持っているがゆえに困っていたり辛くなっているようなら、それが思い込みという単なる幻想であることに気づいた方が良いこともあります。

わかりやすいのはダイエットでしょうか。痩せたいのに太ってしまうという人は多いですが、こういう人の場合、さきほど挙げた「食事こそ至宝の幸せ」という刷り込みを抱えていたりします。なので身体的には要らない量をついつい食べてしまうわけです。

もしどうしても痩せたいなら、実は我慢して食事制限するよりも、この刷り込みを書き換えてしまう方が無理なく適正体重になれます。さらに「食事は3回きっちりとるべき」とか「家で必ず食事するべき」とか「主食は取らなきゃ」とか「食べ残しは絶対ダメ」「空腹は辛い」など色んな思い込みもくっついていたりしますので、合わせて心のゴミ箱に捨てておくといいでしょう。

このように我々は怒りや悲しみといった感情だけでなく、幸せや楽しいといった感情さえ、余計な服を着ています。これらも不要なものがあればドンドン捨てていきましょう。捨てる事に不安を覚える必要はありません。本当の幸せは服を脱いだ裸のあなたが一番よく知っていますから。



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裸の自分を生きる

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自分でもどうにかしたいのについイライラしてしまったり、もっと積極的になりたいのに萎縮してしまったり、自分の感情を上手くコントロールできない時というのはしばしば我々を苦しめます。

そんな時には、自分をその人生を演じる役者として捉えることが有効だったりします。そして、嫌な感情にハマっている自分とは別に、その自分を冷静に見ているもう一人の自分をイメージしてみてください。

そのもう一人の自分の方で、自分を客観的に分析します。「この感情はどっから発生してるのかな?」という感じですね。それを進めていくと、実はそのハマっている状態が過去の自分に乗っ取られている状態だということに気づくことがあります。過去においては必要だったパターンの残骸とでも言えばいいんでしょうか。

この過去のパターンの存在に気づいた段階では、もういつでもリセットしてすぐにでも元の自分に戻れるようになります 。「過去の自分」という役に入り込みすぎていただけですから、嫌ならさっと演技をやめればいいわけです。

そして、さらにその過去の残骸を冷静に見ると、よくよく考えてみれば今の自分にはそもそも必要がないパターンであることに気づくでしょう。

前回の投稿で「武士のようなもの」という話がありましたが、まさしくあれがそうで、信頼できる家族や仲間がすでにたくさんいるにもかかわらず、孤独への恐怖に怯えているわけで、気づいてさえしまえば、余りの滑稽ぶりに笑ってしまいます。(前回の記事はこちら

こうなると一気にコントロールしやすくなります。本当は必要がない事に気づいてしまっているので再発しにくいですし、仮に再発してももう一人の自分がすぐに過去の自分を見つけて、演技を強制終了させます。

この流れを学習するといくらでも素敵な自分へとカスタマイズできるようになります。なぜなら本来のあなたは、素の状態で信じられないほど素晴らしいからです。余計な残骸がひっついていて今は少し汚れてしまっているにすぎないからです。汚れた服はもう脱ぎ捨てましょう。そして元々輝くほど美しい裸の自分を生きればいいのです。

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やすらぎに満ちた人生

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前に「恥ずかしい」という感情について書きましたが、今回はこの「恥」というものをもう少し掘り下げて考えていきたいと思います。

「恥」という感情は、特に日本人の心性に深く影響していて、怒りや恨みなどのネガティヴな感情の多くは恥が大きく関わっています。実に古くから存在する感情なので、あまりにも当たり前になっていて、多くの人はなぜ「恥ずかしい」という気持ちが湧き上がるのかを知らなかったりします。ゆえに、本来恥ずかしがる必要すらない場面・条件においても反射的に恥の感情が頭を支配してしまいます。

前にも書きましたが、この感情は、コミュニティから見捨てられる恐怖、つまり孤独への恐れこそがその原泉です。反射的に恥に囚われている人はこれを知るだけでも楽になるでしょう。

たとえばこれは僕自身もそうでした。生まれが九州というのも影響してるのか、少し根っこに「恥をかいたら潔く死ぬしかない」あるいは「恥をかかされたら斬捨て御免」という武士のような思い込みが残っていたのですが、よくよく考えてみれば僕には素晴らしい家族も仲間もすでにいて、恥ずかしがって身を強ばらせる(=孤独を恐れる)必要が本当は微塵もないことにある日はっと気づかされました。(とはいえ、今までとてつもなく恐ろしいものとして捉える心性が身についてしまっているので、完全にはすぐに除去できないわけですが、少なくともはるかに気が楽になっています。)


孤独への恐怖は「生き恥を晒すぐらいなら死んだほうがマシだ。」という言葉からもわかるように、しばしば死をも超える大きな恐怖として我々を苦しめます。プライドを傷つけられて怒りや恨みに身を焦がしたり、新しいことに挑戦する足をすくませたり、周りの目ばかりを気にしてイライラしてしまったり、強すぎるこだわりや依存に心を支配されてしまったり・・・などはこの恐怖から発生していたりするのです。

では、孤独の恐怖から逃れ、やすらぎに満ちた人生を手に入れるにはどうしたらいいのでしょうか。

一つは、自分の存在そのものを認めること、たとえ一人になっても自分の素晴らしさは何も変わらないと知ることです。言い換えればこれは自分との信頼関係とも言えるでしょう。

そしてもう一つは、心から信頼できる人を増やすこと、妻や友人・同僚との愛と感謝による深い信頼関係を自ら作りあげることです。

それらはあなたを孤独の恐怖から解き放ち、恥の鎖を断ち切ってくれるでしょう。そしてあなたはやすらぎに満ちた幸せな世界で、つながりを感じながらのびやかに生きることになります。


(自分自身も含め)人とのつながりを大切にする。


シンプルだけどとてもパワフルな、組織創りにも家庭創りにも友人創りにも、全てに通じる成功(成幸)の秘訣です。


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苦しみの中に光を見出す

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井上雄彦さんの有名な漫画で宮本武蔵の人生を綴った「バガボンド」という作品があるのですが、ここに登場する宮本武蔵の幼馴染又八の話が、僕にとっては重なる部分が多く、特に又八の母お杉が亡くなる前に最後のシーンで言う言葉がとても心に染みたのを覚えています。

臆病で弱く、いろんな失敗をし続けてきた自分を強く恥じる又八にお杉はこんなセリフを言います。


ただ真っ直ぐに
一本の道を進むのは美しい

じゃが普通はそうもいかぬもの
迷い、間違い、回り道もする

それでええ
振り返ってごらん

あっちにぶつかり
こっちにぶつかり
迷いに迷った
そなたの道は
きっと誰よりも広がっとる


傍から見れば、僕は会社もそれなりに成果が出て、社員や家族ともうまくいっていて幸せに生きているように見えるかもしれませんが、実際には、これまでの人生の全てを否定されるほどの出来事が今でも定期的に襲ってきて、気分的にいえば一度死んで生まれ変わるというような苦しみを毎年・毎月繰り返し、それでもなんとか藻掻きながらやっと生きているというのが実態かもしれません。お恥ずかしながら本当はとてもとても弱い人間です。

その苦しみの最中にある時は、「どうせこんな苦しみがずっと続いていくのなら早く終わればいいのに。」と思うことすらあり、人生というのは本当に辛い修行だなぁと思っていました。

そんな中、最近は同じようなことで苦しんでる人から相談を受けることがだんだんと増えてきました。それは支援先であったり友人であったり、たまたま偶然知り合った人であったりするのですが、そのような相談を受けていると、自分の体験から得た気づきや学びはこんなにも人の役に立つんだなぁと実感させてくれます。自分の苦しみにも意味があるんだなぁと。

苦しみぬいて広がった僕の道は、後から通る人を優しく包み導くという役に立っていると思えると、苦しみに立ち向かう勇気がいくばくか湧いてきます。

嫌っていた弱さにも価値はありました。僕は弱いからこそ人に弱さを見せることで信頼もされやすいところがあったり、また弱い僕がそれでも夢を諦めないことで人に勇気を与えることにもつながっているようです。

本当の幸せへの道は、苦しみを恐れたり見ないようにすることではなく、苦しみの中そのものにも光を見出すことなのかもしれません。


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経営の目指す最終目的とは?

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これからの経営を行う上でまず前提として認識しておいた方がいいのは、今までのように経済成長を追う事が、人の幸せにリンクしなくなってきたという事実です。

物が不足し、いろんな不便があった時代から右肩上がりの高度経済成長期においてはそこは見事にリンクしていました。ですから特に幸せについて深く考えずとも、拡大や発展や挑戦やスピードを追いさえすればそれなりに充実して見返りもあり幸せでした。

ところが、現代はもはやそんな状況ではありません。物は溢れ、ほとんどの不便は解消され、下手をすれば便利を通り越してスマホなどによる依存を生み出し、安らぎを阻害しています。

経済成長の意味が薄れているにもかかわらず、競争は激化し、責任は増える一方で見返りは減り、長時間労働が当たり前になって家族との時間や趣味を楽しむ余暇は奪われ続けています。効率ばかりが重視されて愛を語る時間を否定され、自己愛が不足した人が溢れ、物が足りていても幸せを感じられない人が信じられないほど増えています。

思い出してほしいのは、我々は何のためにこんなことをやっているのか?ということです。「仕事だから仕方がない」という言葉でごまかし続けるのはもう限界ではないでしょうか。貨幣経済も資本主義も株式会社も本来我々人類が幸せになるために生み出された単なる手段にしか過ぎないはずなのに、目的と手段を見誤ったままほとんど誰も幸せにならない盲目の大行進が続いています。

最近やっとそれに気づき始めた人達が増えてきているように思います。それもビジネス的な力を持った上で、そこをちゃんと考えられる本当の勇者です。

そして徐々に水面下で彼らは共鳴して連動しはじめているように思います。いつしかこの狂った世の中を誰とも争うことなく調和していくために。

愛と感謝に溢れ、どこにも敗者がいない勝者だけの世界。それを出現させることが経営者の、ビジネスマンの、政治家の、教育者の、親の、全ての心ある人達の本当の志事になっていくと思います。

我々は幸せになるために生まれてきました。それこそが最も絶対的な真実だと思います。そして、「幸せ」だけが唯一全人類で握れる共有ビジョンなのです。


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より多くの人に幸せに働いてもらうために考えている仕組み

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組織コンサルタントとしていろんな支援先をお手伝いしている中で、最もやりがいを感じる瞬間は、その会社の社長も社員もみんな笑顔になり、チームとして楽しそうに仕事をする・・・そんな社風というか文化というか雰囲気みたいなものを場に感じた時です。ここに行き着くまで1,2年ぐらいかかったりすることが多いのですが、それだけ時間をかけても取り組む価値のあるとても大事なことだなーと思っています。

ただ、組織コンサルティング事業のみで「みんなが幸せに働ける世界を創る!」というビジョンを達成するには限界を感じている部分もあります。なぜなら、このような素晴らしい取り組みはあくまで経営者がGOを出さないとスタートできないため、我々の支援先ではない会社の社員さんが、幸せな働き方を強く希望されていても、どうにもならない部分というのが出てきてしまいます。

そこで今考えているのは、すでに今自由な働き方を実現している株式会社びりかんが、企業と人を仲介するといいのではないかなと考えています。たとえば経理担当者をほしがってる企業数社とびりかんが業務委託契約し、自由な働き方を望む経理経験者を社員雇用します。こうすると、びりかんの自由に働ける仕組みを利用しながら、仕事としては経理の仕事をやることができます。
人財タウン概念図


びりかんとしても利益を出す必要はあるので、個人でフリーランスとして直接3社と契約するよりも身入りは減りますが、その分、突然の契約解除時もしばらく給与が担保されたり、次の新しい契約先を仲間が探してくれたり、発生した課題を仲間に相談できたりするので、安定性や安心感は向上すると思います。また、なにより仲間との一体感、家族的なあたたかな関係性みたいなものが提供できる一番の価値かもしれません。

また、あくまで実現したいのは「楽しく幸せに働ける人を増やす」ことなので、派遣ではなく業務委託であるのもポイントです。やることをちゃんとやっていれば、あとは持ち帰りで好きな時間に好きな場所で仕事をしてもらい、早めに終わったら、趣味の時間や家族との時間・旅行などに使って欲しいと思っています。

まずは、自由な働き方を望む人達を集めることが先かなと思っていて、そんな狙いもあり下記のようなイベントをやろうとしています。今回ご紹介した仕組みについてはイベント内でも詳しくご説明しますのでご興味あるかたはぜひ気軽にご参加ください。

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大事なことは人が幸せかどうか

社員からの紹介で、「ありがとうTV」という番組に出させていただきました。社員にモチベーションアップしてもらう方法から、これからの時代の組織創りについてお話させていただいてます。ご興味あればぜひご覧下さい。




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事業推進COO代行 信國 大輔

事業推進COO代行

株式会社びりかん代表取締役
信國 大輔(のぶくに だいすけ)

1977年生まれ。福岡県出身。地元の企業に就職するも東京転勤をきっかけに2004年12月株式会社ライブドア入社。斬新な企画により事業の収益を大きく伸ばす。

同社退社後、数年間フリーでコンサルタントとして活躍した後、2007年に株式会社びりかんを設立。過去の経験を活かし、ベンチャー・中小企業総合支援・代行サービスを開始。「倒産寸前の零細企業をわずか3ヶ月で月商を7倍まで引き上げV字回復」「数名規模のITベンチャーを支援して同じく毎月赤字状態から半年で黒字化、わずか5年でマザーズ上場を達成」「中小の通販会社で組織づくりを支援し、幹部陣を成長させて自走する組織を作り上げ、毎年140%の業績アップを実現」など数々の成功実績を持つ。

これまでに支援した企業は100社を超え、また、開催したセミナーやワークショップののべ参加人数は3000名を超える。

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