今日、午前中に久しぶりにテニスをやった。

最近極端な運動不足で肩こりも激しく、またダイエットという目的もあり2時間ほどやったのだが、信じられないほど疲れた。

コート1面で9人でやったので、半分以上は休憩であるにもかかわらず疲れた。

うーん、やっぱ定期的に運動するようにしなくっちゃな〜。

全然話は変わるが、昨日は前にお世話になった某組織コンサル会社の社長さんに会いにいった。特に仕事の話ではなく、近況報告といった感じだったのだが、色々と面白いお話ができて勉強になった。

主に今後のビジネスとか社会のあり方についてみたいな話だったのだが、一番考えさせられたのは、

「こんだけ経済発展してんだから
そもそも、もう競争やめたほうがよくない?」


という話。ちょっと今まで考えた事のない意見だったので新鮮だったのと、考えてみると確かに一理あるな〜と思える話だった。てか、その話を聞いて「ビジネス=競争」という図式をいつのまにか結論にして、それ以上思考していなかった自分がいることに気づいた。

祖父ぐらいの時代は、仕事は定時で終わり、夕方は家族でみんなで食事ができた。今はそんなサラリーマンは珍しい。普通に22時過ぎまで仕事をしているのが当たり前の時代になった。その上所得も減ってきている。

これは本当に幸せな世の中なのだろうかと最近よく考えるようになったのだが、実は「競争をやめる」というところにその答えがあるように思えた。

それは単に自分がスローライフを目指すとかいう次元の話ではなくて、ビジネスや社会のあり方を変革するというようなレベルでの「競争廃止」であり、社会主義に近い思想なのかもしれない。

より良い世の中を後世に残すためには、いろんな事をもっともっと勉強しなきゃなと思った。



もうひとつ心にのこったフレーズは、

「信國さんはプロセスがゴールになっているんだね」

だった。

たしかにそうなのだ。最近は結果だけを追い求めるのではなく、ただ毎日を生きることに喜びや幸せを感じている。だから、リタイヤしたいという思いもないし、忙しくても、ゆったりとした日でも、同じく充実している。1分1秒がステキな時間と思える。

もちろん、夢や目標はある。
ただ、それに執着はしていない。

無理せず怠けず毎日をじっくり生きて
その上で達成できればそれでよし、
そうならなければそれもまたよし。

なぜなら、私にとって今のこの瞬間が既にゴールなのだから。

走り続けなければという強迫観念も、
早くゴールしなければという焦りも、
「こんなもんで人生終わるのかな?」という絶望も、
今の私には無縁だ。

なぜなら、世界は光に満ち溢れているから。

目が見える。手がある。家族がいる。仲間がいる。
空気がすえる。満員電車にのれる。
渋滞にまきこまれる。忙しくて大変。
風邪をひく。肩がこる。疲れる。
おいしい酒がのめる。後悔する。いらいらする。
悩む。照れる。笑う。死ねる。

これら何もかもが、実は愛すべき対象かもしれない。
そう思えるようになったら、人生は幸せに包まれていく・・・。