ルビコンの決断」で紹介されていた日本理化学工業の話でちょっと感動した。

知的障害者を積極的に採用した会社なのだが、単純にその社会貢献に感動したわけではなく、働くことの尊さを考えさせられる話だったから。

途中なかなか知的障害者をうまく働かせられず悩んでいた社長は、「なぜあんなに怒られながらそれでも彼らは必死に働くのだろう。」という疑問を抱えていた。

そこで寺の住職に相談したら、住職はこう答えた。

「そんなのは当たり前です。人間の究極の幸せは、【愛されること】【褒められること】【人の役にたつ事】【自分が必要とされること】の4つなのですから。最初の【愛されること】を除けば、ほかの3つは仕事をすることでしか得ることはできません。」

最近、自分自身も仕事できることそのものに大きな幸せを感じていたが、なるほどやはりそういうことかと更に確信できた。


ぼくらは人の笑顔のために日々仕事に明け暮れている。そして、その笑顔が僕らを最も幸せにしてくれる。

仕事はその笑顔を無限に連鎖させるための大事な大事な、とてもすばらしい行為だ。本来、仕事が楽しくないということ自体がむしろ狂っている。

収入とは無関係に、仕事とはそれそのものが素敵な娯楽なのだ。

そして収入とは、人を喜ばせた感謝が一部カタチを変えてお金として返ってくるものだ。だから基本的には人を喜ばせれば喜ばせるほど、収入も呼応して増えていく。

・・・こうやって書くと「なんだそんなこと。」と簡単なように見えるが、正直この気づきは、僕には青天の霹靂だった。

まるで白黒の世界が、突如としてまっぷたつにわれ、一気にフルカラーになる感じだった。

紆余曲折さまざまな経験を通じて、時には死ぬほど大変な想いをしながら、必死にもがき苦しんで、僕はやっと、こんなにも当たり前の「気づき」を手に入れることができた。

幸せは求めるものではなく、今ここにあった。すでにもっていた。ただ気づいていないだけだった。

そしてそれは平等に誰しもが生まれながらに持っているものだった。

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