ひさしぶりにブログ書いてます。およそ1ヶ月ぶりです。
たまにアクセスしてくれるみなさま、更新頻度少なくて申し訳ありません。

GW明けの先々週、毎月定例の社内研修を実施した。今回もまた新たな”気づき”とワクワクする取り組みが見えてきた♪ 

びりかんという会社は、個人ビジョン(=個人の夢)と会社のビジョンがみごとに融合している。なぜなら、個人ビジョンを実現するためにこそ会社があるという思想だからだ。今回の研修ではそれがさらに、その道筋がはっきりしはじめた。

前にも日記やブログに書いたかもしれないが、びりかんは全スタッフに対し、働く場所と時間がほぼ完全フリーで、かつ副業も許されている。なので、社員によっては自分で会社を別に持っている者もいれば、週の大部分をボランティア活動に注いでいる者、音楽活動をやっている者など色々いる。もちろんそれぞれに個人ビジョンを持っていたりもする。ある社員は、会員制のBARを立ち上げたいと思ってたりする。

今までのびりかんでは、現在会社として提供しているプロモーション支援サービスやサーバー保守サービス以外の事業でも、ある程度実現性と収益性があれば、新規事業として立ち上げてもいいよ・・というのは常日頃からみんなに伝えていた。

ところが、これについてはみんな夢はあるもののなかなか進まなかった(といっても数ヶ月の話だが)。僕自身は事業立ち上げはかなり好きな仕事なので色々やりたいわけで、各スタッフもびりかんチームの力を借りたほうが自分の個人ビジョンを実現しやすいことはもちろん理解している。にもかかわらず、だれも新規事業をあまり積極的に立ち上げようとはしなかった。


今回の研修でその理由がわかった。


つまり、もし自分の個人ビジョンをびりかんでの新規事業として立ち上げた場合、ある意味びりかんに首根っこを掴まれた状態であるため、完全に自由に自分の事業にできないという不安があるという理由だった。それは収益だけにとどまらず、事業展開などの自由度も含む。

それを聞いたとき、「もっと信頼してくれていいのに。」と思う反面、じゃあ自分が逆の立場でスタッフだったらどうかと言えば、たしかに信頼してないわけじゃないんだが、一抹の不安が残るというのもよくわかる。とはいえ、びりかんの収益と全く関係ないことをみんなで取り組むというのはバランスが悪すぎる。

どうやったら、びりかんにもメリットがあり、かつ個人ビジョンも実現できるのかをみんなで探求してみた。そして色々話し合った結果、実は灯台もとぐらしであることに気づいたのだ。

そう、元々びりかんがやっている成果報酬型総合支援サービスを、単に社員が持っている個人ビジョンに適用すればいいだけだ。それも完全成果報酬で!

つまり、びりかんの1事業として社員の個人ビジョンを実現するのではなく、あくまで社員が立ち上げた別の会社やNPOや団体に対して、びりかんチームが完全成果報酬契約を結んで全面的に手伝えばいいということだ。

これなら両立できる! しかも、資金的な問題もクリアできるぞ。なぜなら会社立ち上げ時の創業融資申請などは今までかなり経験してきたから。。別の会社とかなら、何度でも創業融資は使える。もちろん単に融資を受けるだけじゃなく実現性の高い事業計画を作るのも可能だ。これも今まで何度も何度も経験してきた。幅広い知識と経験を活かしてゼロか立ち上げるのは、我々の真骨頂ではないか。その能力を我々自身の夢に適用すればいいだけだった。

まさに青天の霹靂だ。(余談だが、最近ほぼ毎月の頻度で、この青天の霹靂が訪れるので楽しくて仕方がない。)

というわけで次回の社内研修では、希望する社員に事業プレゼンをやってもらうことになった。とても楽しみでワクワクしている。

そんなこんなで、僕自身は自分の本分というのを改めて実感した。

僕自身、つまり「信國大輔」は、いろんな夢の増幅装置であり実現装置なのだ。自分という人間が存在する理由を知っていくと、さらに深い幸せに包まれていくものですね。多くの人がそれを見つけられたら素晴らしいだろうなあ。