週末なのに朝早く目がさめてしまったので、ちょっと気分を変えて今の自分の夢について書いてみたいと思います。

今、「社長も社員も幸せになれる働き方」を模索して、働く場所も時間も自由で命令がないというような、かなりエキセントリックな会社運営方法をやっているのですが、元々そんなことをやろうと思いたった背景としては今をさかのぼる事5,6年前。

当時、僕は一人でいろんな企業を手伝うフリーコンサルタントをやっていました。その頃から、多くの人はあまり楽しそうに働いていない・仕方なく働いているというのをなんとなく認識していましたが、少なくとも独立した人達は楽しく幸せにやってるはずだ、そして起業や独立は誰にでもやる権利があるのだから、楽しくないのは本人の責任だよなーという感じで考えていました。

しかし、いろんな会社の経営者をお手伝いするうちに、僕が考えているよりも事態はもっと深刻であることに気づきました。なぜなら、僕が楽しく幸せにやってるはずだと思い込んでいた経営者の多くが、実は最も苦悩に苛まれていて辛そうだからです。儲かっている会社の経営者ですら、どちらかというと満たされない心を埋めるために贅沢しているというような悲しい構図があったり。。そして、そんな経営者のみなさんをお手伝いするうちに僕の中で1つの疑問が膨らんでいきました。
 
「もしかして、実はほとんど誰も幸せになっていないのではないか?」

「そんなの、お金を稼ぐためには仕方がないじゃないか?」と思った人はもう少し視野を広げて良く考えてみてください。ではその「お金」は誰が生み出したんでしょうか?「貨幣経済」や「資本主義」や「株式会社」は誰が生み出したんでしょうか?

そう、僕ら人間です。つまり、僕ら人間が生み出した数々の仕組みが、僕ら自身の大部分を苦しめているわけです。冷静に考えると、そんな馬鹿げた事ってありますか?どこにも犯人はいませんが、システムは明らかに完全に狂ってる・・・そういう想いが日に日に強くなりました。そして

「これは誰かがその仕組みを根本から、少なくとも【働き方】を変えていかなきゃいけない。」

と強く想うようになったのです。そういう想いがあり5,6年前から社員を増やし始めて新しい組織創り、新しい働き方の創出に取り組んでいます。

冒頭にも書きましたが、そんな背景があり今の僕の人生のビジョンは、

「働き方を世界規模で人を幸せにするカタチへと変革する」
「社長も社員も幸せな新しい働き方を世界に広げる」

というものになりました。それを僕は自分が生まれてきた使命のように感じています。今はまだ小さい会社だけど「びりかん」をモデルケースにして、この考えに共感して「誰もが幸せに働ける世界」を創出する夢を一緒に追ってくれる多くの仲間達を集め、この偉業を成し遂げたいと本気で思っています。

びりかんの経営理念