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「朝寝坊がどうしても治らない」
「いつも散らかしたままで片付けができない」
「飲むとついつい酔っ払って午前様になってしまう」

本当にやめたいと願っているのにいつも同じ失敗を繰り返してしまうというような悪習慣に悩まされている人は少なからずいます。軽度なものであれば、たとえば目覚まし時計を2つ用意するなどの対処でうまくいきますが、どういう対策をとったとしてもついついまた悪習慣に戻ってしまう場合は、根本からその原因を見つめ直す必要があるかもしれません。

1つの可能性として考えられるのは、顕在意識としては真剣に悩んでいるのに、潜在意識としてはむしろその悪習慣を求めている場合があるというケースです。その場合は、どう対策をとってもどうにかこうにかそれを回避して悪習慣を続けようと潜在意識が頑張るので、なかなか改善できません。先ほどのように目覚ましを2つ用意するというような対策をとっても、2つとも止めてまた寝てしまうというように、その対策を乗り越えて悪習慣を続けてしまうことでしょう。

そんな時は焦らずに、まずは冷静になぜ自分の潜在意識は悪習慣を求めているのかを探求していくところからはじめます。そうすると、本当は行為そのものがやりたいわけではなく、失敗することで周りから助けられたり、注目されたり、叱られたりすること自体を求めていることに気づいたりします。

たとえば、朝寝坊や泥酔をすると、親や配偶者や上司などに怒られたりするわけですが、怒られること、あるいは怒られたあとに赦されることで愛情を感じてしまうという構図で、実は潜在意識はその愛情を得たくて頑張っていたりするわけです。

これに気づくと、いままでは訳も分からずに続けていた悪習慣ですが、全貌が明らかになるため、やっとはじめて自分で今後何を選択するかを決められるようになってきます。

そのまま悪習慣を続けて、助けられたり注目されたり、怒られて赦されるというような愛情を味わい続けるか、もしくは、悪習慣を止めて、そんなことをしなくてもすでに愛されていると自覚するか、どちらもあなたの意思で決められます。悪習慣をやめたければただ単に後者を選択すると心に決めればいいのです。


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